2012CannondaleSynapse インプレ

皆様 こんばんは。

先月の19日に無事に納車になり、1020渡良瀬300と川崎マリンエンデューロ等々走行距離700キロを越えたので

そろそろCannondaleSynapseのインプレッションしたいと思います~


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上の画像は納車された直後です。

まずは今回購入したCannondaleSynapseの紹介です。

Cannondaleは言わずと知れたアメリカの自転車メーカーです。

Cannondaleと言えばCAADシリーズに代表されるアルミロードバイクの老舗ですが、

2012年からSuperSixEvoがツール・ド・フランスジロ・デ・イタリアに代表されるグランツールで活躍しています。

日本国内でもSuperSixやCAADシリーズが好調に売上台数を伸ばしているらしいです。

僕も前に乗っていたロードバイクは2010年のCAAD9でしたし。

じゃぁSynapseって何なの?って話になるんですが、

Synapse自体はアメリカ本国ではとても評価が高く、色々な賞を取っている様です。

しかし、日本国内だとあまり人気が無いようで、PCで検索してもインプレらしいものがほとんど無く、

2012年式のSynapseに関してはほぼ皆無です。で、時間を掛けて色々調べてみると、

Cannondaleが初めてフルカーボンバイクを開発し、市場に出したのがSynapseでした。

それまでCannondaleはアルミとカーボンの複合素材のSix13と言うロードバイクはあったのですが、

2005年にSynapseと言う名前でフルカーボンバイクを発表していました。

Synapseは発表当時から快適にロングライド出来る為に開発されたロードバイクだったので、

今でもその考え方にブレは無く、各所にその工夫がされています。

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フロントフォークを正面から見れるとエンド部が細く造形されていますが、上にいくと徐々に太くなっています。

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横から見るとやはりエンド部からが細く、クラウンに向かって太く作られています。

CAADのフォークは全体的に弓なりな造形をしていましたが、Synapseのフォークは

ストレートフォークに近い造形ですが、エンド部は若干オフセットしています。

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チェーンステイはBBに近い方は横から、GARMINのセンサーが載ってる辺りからは、

上下から押しつぶしたような形状です。

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シートステイも同じくシートポストに近い部分とエンド部に向かってパイプの形状が異なっています。

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シートポストはサドルに近いほうが細く下へ向かって太くなっています。

ここまで見ると乗り心地重視で作られた、ただのコンフォートバイクで終わってしまいますが、

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Cannondaleが開発したBB30とやたらと太いダウンチューブのお陰で通常のコンフォートバイクとは

一線を画していると思います。

実際に2009年までは石畳レースで有名なパリ・ルーベではSynapseが使われていたそうです。

そして実際にブルベ・エンデューロで使ってみたインプレですが、

1020渡良瀬300の時は納車されて翌日にいきなり本番って無茶な事しましたが、

率直な感想が、『なにこれ?ズルい!』って思いました。

前に乗っていたロードバイクがアルミロードバイクのCAAD9だったので、

Synapse以外のカーボンロードバイクを知らないのでほかのカーボンロードバイクもそうかも知れませんが、

第一に乗り心地が良い。

第二に脚に疲労が溜まって適当に回してるのに30キロとか出てる。


第一の乗り心地が良いはアルミからカーボンに乗り換えて尚且つ、ロングライド向けに開発された

Synapseなので当然と言えば当然でしたが、

疲れている状態で脚を回してもちゃんと速度が出てる事には感動しました。

CAADで同じように疲れて適当に脚を回しても25キロ程度しか出ませんでしたからね。

ブルベ終盤で疲れている状態で40キロとか平気で出せたのもココらへんに理由があると思います。

エンデューロを走った時も3時間通して同じペースで走れたのもSynapseならではの芸当なのかもしれません。

逆にダメな所は、

①CAADに比べてアタックに対しての反応が若干鈍い。

②踏むペダリングよりも回すペダリングの方が進みが良い。

③Cannondaleって結構名の知れたメーカーなのにSynapseの知名度が低い(´;ω;`)


①これはもう仕方無い部分ですが、今までのCAADの反応の良さを知っているだけに・・・・ってトコロです。

将来的にはブルベ用のSynapse レース用の一台があると良いかもしれませんが、

自分自身もまだまだ精進してお金を貯めて嫁を説得して・・・・なのでまだまだ先の話ですね。

エンデューロしてた時に気づいたんですが、踏むペダリングよりも回すペダリングの方が進みが良かったです。

踏んでも確かに進みますが、CAAD9程の進み方はしなかったです。

カーボンの硬さが恐らくmasaruさんが乗っているSuperSix辺りの硬さでSAVEPLUSの機構で

乗り心地を良くしていると思われます。

Hi-ModやEVO辺りのカーボンだと踏んでも回しても進みが良いと思うので、レース用で購入するフレームは

このクラスのカーボンフレームになりそうですね。

③ワイズの仲良しの店員さんが言ってましたが、Cannondaleの日本代理店のヤル気次第だと言ってました。

日本国内だとロードバイク=レース指向なので、Synapseの存在意義って中々難しいとは思います。

でも、実際にロードバイク買っていきなりレースをするって人って居ないとは思うんですけどね。

日本だと乗り心地が良いロードバイクと言うとクロモリはありますし、

オーダーで作ってくれるお店もありますから、

中々カーボンロードバイクで、乗り心地が良いロードバイクってピンと来ないのかもしれませんね。

以上が今回、新調したフレームのインプレッションでした。

ロードバイク歴2年未満の人間が書いているのでピントがズレてるかもしれませんが、

今後Synapseについて気づいたことがあったら、また書いてきます~